自然栽培米 生酛純米酒 穂の穂

生命力みなぎる自然栽培米の持ち味をそのままに、江戸時代から続く生酛づくりで丹誠込めてつくった純米酒です。

蔵付き酵母と、地元藤枝の朝比奈川周辺で採った天然麹菌が育んだ、様々な命の営みが織りなす複雑なうまみを感じて下さい。

 

米作りについて

古来より日本人は稲と共に歩んできました。そのひと粒ひと粒には七つの神様が宿ると言われています。

 

土・風・雲・水・虫・太陽・そして作り手である私達人間です。

 

自然の恵みを頂くことに感謝し喜びを感じながら手間ひまかけて無肥料・無農薬でつくられた米。

 

様々な命の循環によって育まれる田んぼには鳥やトンボ、小さな虫達が集まり共に米を育てています。

 

この酒の元になっている米には、そんな美しいふるさとの息吹がつまっています。


米の持つ力強さと、おおらかさ、そして優しさを是非感じてみて下さい。

 

杉井酒造について

私達は穂の穂の仕込みを藤枝市にある杉井酒造に委託致しました。


杉井酒造は「生酛・山廃」といわれる自然の微生物の働きを使った伝統的な醸造方法と「熟成」の工程を用いて酒造りをしています。

 

米の声に耳を傾け、微生物達の働きに、敬意と驚きを忘れることなくその可能性の探究をひたむきに続けることで味わい深い酒を生み出し続けています。

 

酒造りについて

私達は、日本酒を日本の伝統文化であると考えます。

土地の風土や記憶が刻みこまれた酒、素材の個性がおりなす唯一無二の酒というのは長い稲作文化と共に生きてきた日本人の証であるとも言えます。


合理化・効率化・一律化を目指さないものづくり

手間はかかるけれど、そのひとつひとつを楽しみ慈しむということ



こうした米作り、酒造りが守られていくことは、ふるさとの美しい風景が守られることに他なりません。

どんな酒を造るかということは、どんな生き方を選ぶのかということにも繋がります。

本当に価値のあるものを絶やすことなく次の世代へ残したい、そう願っています。

日本酒は長い伝統のある酒ですが、その味わいは時代とともに変化してきました。

 

現在主流の日本酒は、原料米を高精白して酸味と雑味を減らすとともに甘みを残して飲みやすさを追求した味わいになっています。

 

昔の日本酒は高度に精米していない原料米由来の成分や生酛造りによる乳酸菌の働きで酸味と雑味の複雑さに富む深い味わいがあったと思います。

 

このお酒もそんな昔の日本酒がもっていた力強い味わいを再現したいと考えて造りました。

飲むにつれて身体に馴染む味わいのお酒です。

江戸時代と同じ造り方でお酒の味を再現

自然栽培米と天然の菌と蔵人の技術のみで造られた生命力のある優しいお酒です。

江戸時代と同じ造り方をしています。

昨今のお酒は淡麗でさわやかな吟醸酒造りのものが主流で、確かにお米を50%も削って作り出される吟醸の香りもいいものです。

しかし、私たちは10%しかお米を削りません。

だから、お米の本来持っている全ての成分が含まれた深い味わいを醸し出してくれます。

吟醸酒は酒造好適米(酒米)で造られるのが一般的ですが、江戸時代には酒米はありませんでした。

私たちは普通に食べるお米で挑戦しました。

これに応えて造りあげてくださった蔵元さんに心から感謝と敬意を表します。

このお酒は本当の意味で世界に誇れる素晴らしいお酒だと思います。